こんにちは。
今日は冬のおいしい味覚、きんかんの甘露煮のレシピを紹介します。
12月、きんかんが美味しい季節になってきましたね。
きんかんは皮ごと食べられるので栄養豊富で風邪予防にもなります。
甘露煮のとろっとした甘みは乾燥したのどをやさしく潤してくれます。
今回は子供も大好きな基本の甘露煮と大人な味わいのワイン風味を紹介しますね。
ヘタを取ったり中からタネを出したりお手伝いできることがあるので子供と一緒に楽しいクッキングタイムにもおすすめです。
きんかんの甘露煮 基本編
シンプルに砂糖ときんかんだけでできる甘露煮です。
● 材料
きんかん 1パック 250g
グラニュー糖 100〜120g (なければ砂糖でOK)
水 200cc(最後に煮るときの分量)
1. ヘタをとる。道具を使ってもいいですがつめをひっかけると意外と簡単にとれます。
2. 皮ごと調理するので水道水できれいに洗う。
3. ヘタの部分を上にして縦に6〜7箇所ぐらい切れ目を入れる。上と下は切らないように気をつける。
4. きんかんとかぶるぐらいの水を入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして15分煮る。アクが出たらとりのぞく。
5. 水をはったボウルにきんかんをとり、鍋の水は捨てる。空になった鍋は洗っておく。
6. タネをとる。切れ目からフォークなどを入れてタネを取り除く。多いとたねが5〜6個入ってます。
タネをとっておくと食べやすくなるのでがんばろ!
水を張ったボウルをもうひとつ用意してタネを取ったらそちらに移しておくと便利。
水につけてしばらくおくと渋みが抜けるので作業時間含めて30〜1時間ほど水につける時間をとりましょう。
7. 鍋に水200ccと砂糖、きんかんを入れて火にかける。
沸騰してきたら弱火にして15分したら火を止めてさます、これを3回繰り返す。こうすることでとろみのあるシロップになります。
時間がなかったりサラッと仕上げたい場合は20〜25分煮てさます、で終わりにします。シロップは少しサラッとしたものになります。
8. 完成です♪
子供たちが大好きでおやつタイムや食後のデザートに楽しみにしています。
きんかんの甘露煮 ワイン風味
ワインが入るので甘味だけではなくフルーティーで大人っぽい風味になります。
● 材料
きんかん 1パック 250g
グラニュー糖 80〜100g (なければ砂糖でOK)
ワイン 100cc
水 100cc(最後に煮るときの分量)
作り方は基本編の1〜6までと同じです。
7. ワイン、水、グラニュー糖、きんかんをいれて火にかける。沸騰したら弱火にして15分したら火を止めてさます、基本と同じように3回繰り返す。
こちらもサラッと仕上げたければ20〜25分煮てさましたら完成。
基本の甘露煮と比べてフルーティーで少し大人っぽい味付けになります。
いつもは基本の甘露煮を定番にして、たまには少し違う味わいを試したい時にワイン風味を作ってみるのもいいですね!
両方の味を同時に作りたい時はきんかんの分量を倍の500gで1〜6まで進め、7の前にきんかんを半分にわけてそれぞれの味付けで煮るようにします。
シロップが残ってしまった場合は紅茶に入れると柑橘系の香りのお茶を楽しむことができます。
甘露煮以外のきんかんの食べ方
きんかんは皮をむかずに生のまま丸ごと食べられます。
皮にはビタミンCが豊富なので栄養分をたくさん摂りたい場合には生で食べるのがおすすめです。
甘露煮にする場合ビタミンCが水に溶けるので生に比べると少なくなります。
生でそのまま食べる
きれいに洗ってきんかんのへたをとり半分に切ってタネを取り除く。
皮ごとかじるとほんのりと苦味がありますが独特の美味しさがあります。
皮はみずみずしくて酸味だけでなく甘味も感じられます。
酸味や苦味が気になる場合はスライスしてサラダなどにいれるのがおすすめです。
蜂蜜漬けにする
スライスしたきんかんをはちみつにつけるだけです。ふたつきの容器にいれて冷蔵庫で一晩おけば出来上がり。
はちみつの代わりに砂糖でも代用できます。
出来上がったはちみつきんかんはそのままでも美味しいですが、ヨーグルトやアイスに添えて食べるとさらに美味しくいただけます!
はちみつは1歳未満の乳幼児のお子様はお召し上がりにならないように注意してくださいね。
まとめ
小さくてまんまる、かわいい見た目の果物のきんかんですが、みかんなど他の柑橘類と違い皮ごと食べられるのが特徴です。
主に宮崎、鹿児島など九州地域で多く生産されています。11月頃から3月頃まで、冬が旬の果物です。
きんかん(金柑)は金冠とも書き縁起がよい食材のひとつ。お正月のおせちにも彩りがよくツヤツヤの金柑の甘露煮が並びますね。是非手作りしてみてくださいね。
甘くておいしい甘露煮やビタミン豊富な生のきんかんを食べて寒い冬も元気に乗り切りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた次回!
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