こんにちは!まめがらです。
今日はおいしい秋のレシピの紹介ですよ♪
毎年食欲の秋がやってくるとおいしいおいしい栗の渋皮煮を作ります。
作るのははっきり言ってすごく時間がかかるし、だいぶめんどくさいです!
それでも毎年大変な作業をしてしまうのは出来上がった渋皮煮がとってもおいしいから❤︎
あんなに頑張ったのに大人気ですぐなくなっちゃうけどみんなにおいしい!って食べてもらえるのは幸せです。絶対に味わいたい秋のひとしなです。
上品な甘さで実(み)はやわらかくてとろけるようです。これを味わえるから毎年鬼作業を頑張っちゃいます。
今日はこの『栗の渋皮煮』レシピを紹介します。
今回のレシピは
1. 栗の渋皮煮 お砂糖で甘く煮た基本の渋皮煮
2. 栗の渋皮煮〈白ワイン風味〉 フルーティーで少し大人な味わい
の2つの違うフレーバーです。お好きな方を、または両方とも!是非作ってみてくださいね。
栗の渋皮煮
材料
- 栗500グラム
- グラニュー糖300g〜350g
- 重曹小さじ1を3回分
- 水1リットル(工程7での分量 1〜6は目分量でOKです)
作り方
1.
なべに熱湯を1リットルほど沸かして火を止める。その中に栗を入れて冷めるまでおいておく。皮がやわらかくなりむきやすくなります。
2.
栗の鬼皮をむく。この時渋皮(実を包んでいる一番薄い皮)までむいてしまわないように気をつける。むいた栗はボールなどに水をはりその中に入れていく。
栗の皮をむくのはほぼ力仕事なので専用の道具があるととっても便利。
これにしか使わないけどこれがないと栗はむけない!って思うほど重宝しています。
鬼皮をむく所は一番の難関ポイント!力がかかるからケガしないように気をつけてください。
ここを越えればもう力仕事はありません♪次は3番〜6番あたりがちょっとめんどくさいです。念のため(汗
3.
栗がたっぷりとつかるぐらいの水、重曹小さじ1を入れて強火にかける。しっかりと沸騰したら弱火にして灰汁(あく)をとりながら20分ほど煮る。
4.
20分たったらなべの中のお湯が赤く色づいていますがそのお湯は捨てます。栗はなべにいれたままにして新しい水をたっぷりいれて乾燥しないようにしておく。
5.
ボールなどに水をはっておく。栗をひとつずつ洗ってきれいにしていく。指のはらなどでやさしくなでるようにして皮のうぶ毛などを取っていく。太めの筋などもとる。この時にも渋皮を破らないように気をつけてください。全部できたらもう一度水を捨てて流水で流して全体的にざっときれいにする。
6.
空いたなべをきれいに洗う。洗ったなべに栗とたっぷりの水、重曹小さじ1を入れて再び3〜5をあと2回繰り返す。(全部で3回この作業をします。ただ、灰汁の泡が多いようなら回数をさらにふやしてしっかりと渋みを抜くようにします。)
栗を洗う作業は毎回やった方が仕上がりがきれいです。
初回にしっかり落としておけば2回目はだいぶ楽になります。皮が少し柔らかくなっているのでやさしく洗ってください。3回目は全体的に流水で汚れを流して水がきれいになれば大丈夫です。洗った栗は表面がすべすべで手触りが気持ち良いです。
これらの作業でしっかりと灰汁(あく)を抜いておくと渋みのない渋皮煮ができるのでがんばろう!
7.
なべに分量の水1リットルとグラニュー糖1/3(3回にわけていれる)をいれて火にかけてグラニュー糖をとかす。とけたら一旦火を止めて栗が割れないように丁寧になべにいれる。
8.
弱火で1時間〜1時間半ほど煮込む。途中10〜15分ごとに残りのグラニュー糖を1/3づつ入れていく。グツグツ泡がたつと栗が割れてしまう可能性があるのでごく弱火でゆっくりと煮ましょう。1時間たったら火を止めて冷まします。そのままふたをして一晩置くとしっかりと味がしみこんだ渋皮煮の出来上がりです。
9.
翌日。栗だけボールなどに取り出し、甘いシロップだけを半量ぐらいになるまで煮詰める。煮沸消毒した瓶などに冷ましたシロップを濾していれます。その中に栗をいれて保管します。冷蔵庫にいれて1週間程度を目処に食べ切るようにしましょう。
栗の渋皮煮 白ワイン風味
白ワイン風味は基本の渋皮煮に比べてフルーティーで少し酸味があり大人な味わい!
こちらもとってもおいしいので是非ためしてくださいね♪
材料
栗 500グラム
グラニュー糖 150〜200g
重曹小さじ1を3回分
★白ワイン 300cc と 水 400cc
作り方(白ワイン風味)
- 栗の渋皮煮の1〜6までと同じように下準備。
- なべにグラニュー糖1/3と★のワインと水をいれて火にかけ沸騰したら火を消し栗を丁寧になべの中に入れる。
- 弱火で1時間〜1時間半ほど煮る。10〜15分おきにグラニュー糖1/3を3回に分けていれる。1時間ほどたったら火を止めて冷ます。蓋をして一晩置くと味が染みます。
- シロップが多いようなら栗を取り出して少し煮詰める。多くなければそのまま煮沸した瓶などに入れて保存。1週間をめどに食べ切りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
出来上がった渋皮煮はそのままでいただいてももちろん美味しいですが、バニラアイスと合わせてシロップをかけたり、パンケーキに生クリームと一緒にもりつける、などのアレンジも楽しめますよ!
ちなみにこどもたちは甘くてきれいな色のシロップを牛乳にいれたマロンミルクが大好きです。私はマロンティーにしていただくこともあります。これもかなりおすすめなので試してくださいね❤︎
栗は1つ1つラップにしっかりくるんで冷凍保存もできます。でも出来上がった栗を毎日少しづつデザートやお茶タイムにいただくのがおすすめです。
めんどくさい作業が多いですがやること自体はそんなに難しくありません。ちょっと頑張っておいしい秋の味覚を楽しんでいただけると嬉しいです。
私はふだん1キロの栗を購入して1〜6までの作業は全部一緒にやります。その後、栗の分量を半分にわけて2種類の風味を作っています。
今回使用したなべはストウブの白22センチです。深さは約9センチ。フタはほぼ使わないですがなべの大きさはちょうどいい感じです。1キロの栗でもこのなべで大丈夫です。
煮沸した小さめの瓶に栗とシロップを入れて簡単にラッピング。プレゼントにしても喜ばれますよ♪
家族みんなで一緒においしいものを食べて幸せな気分になってくださいね。
栗の渋皮煮おすすめです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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